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    ジムカーナに転向

1997年

ミニのレースが全盛期を迎え、有名ショップがこぞってハイパワーのデモカーを走らせるようになると、とても勝ち目が無い状況になってきた。

7000rpm近くエンジンを回しても、ストレートでは歯が立たず、あげくの果てはエンジントラブル。

そこでジムカーナに転向することにした。

しかし、こちらもレベルが高く、レース仕様のエンジンでは、勝てる状態ではなかった。

結局、ジムカーナ仕様にエンジンとミッションの作り変えを決めた。

当初、それ程お金がかからないと思って始めたミニだが、結局相当なお金をつぎ込んでしまった。

ミニは前輪出力で100PS以上、ツインカムヘッドにクロスミッションとLSD、ついでにファイナルも変更して、最高速130キロ以下のジムカーナス仕様に生まれ変わった。

そして97年後半では、そこそこ戦歴を残せるようになり、98年は初戦から本格参戦することとなった。

この頃が、競技に一番熱中していた頃で、とにかく夢中だった。

当時は、普通に会社員をしていたため、とにかくお金がなく、土曜日の夕方からレンタカーでローダーを借りて大阪を出発し、高速を使わず10時間以上かけて関東方面まで遠征し、参戦した後、月曜日の朝までに大阪に戻り、ローダーを返してから、そのまま会社に出勤という情熱的な生活を送っていた(笑)

もちろん参戦前の一週間は、会社が終わった後に車のセッティングを繰り返していたため、つねに寝不足状態での参戦だったが、そんなことも苦にならないくらい楽しかった。

しかし98年後半、またしてもシリンダーからのオイル漏れと、冷却水にオイルが混じるトラブル!

チューニングエンジンの宿命とはいえ、この時点で競技への参加に疲れ果て、情熱も冷めてしまった。

結果、ミニを手放すことに決めた。

今は閉鎖されてしまった富士高原サーキット
当時は競技参加のため全国に遠征していた。

6点式ロールバーに内装なしのワンシーター!
ステアリングはナルディ、バケットシートはエバ IMSAを使用。
セッティングは、もっぱら近所のワインディングで、普通に街乗りもしていた。

エンジンは、ジャックナイトツインカム
前輪出力100PS以上!
4速スーパークロス ドグミッションにAPのLSDを組み合せていた。

ショックはAVOアルミケース、KAD4POT
キャリパーにブレンボ10インチディスクで、素晴らしい制動力を発揮した。

ジャックナイトツインカムヘッドのバルブ廻り
ギリギリまで追い詰められたバルブ径とポート研磨によって、OHVベースでありながら7500rpmも回った。

エンジンは壊れる度に、何度も組み直したが、きりが無くなり、疲れてしまった。
エンジンオイルの大切さやキャブ調整、エンジンが壊れる兆候等、かなりのノウハウを身体で覚えることができた。

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