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憧れだった964RSレーシング

メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!

    ピレリ P ZERO TROFEO R その後

2019年12月6日

ピレリ P ZERO TROFEO Rに交換してから思い通りのハンドリングを得ることができず、ずっと苦戦していたのだが、結局タイヤを交換しない限り、改善することはできないだろうという結論に至ってしまった。

これまでいろいろなハイグリップタイヤを履いてきたが、これほど良くない結果になったのは初めてである。

TROFEO Rに交換した直後は主に伊豆スカイラインを走っていたのだが、中高速コーナーが主体のため、それなりに走ることができていた。

ところが10月の台風で伊豆スカイラインまでの道が寸断されてしまったため、11月からはターンパイクから湯河原へ下る椿ラインを主に走ることにしたのだが、そこでのハンドリングはひどいものであった。
勾配がきつくタイトなコーナーが連続する椿ラインでは、フルブレーキングしながらターンするようなジムカーナのような走りを要求されるのだが、そのような走り方をするとTROFEO Rは強いアンダーステアに見舞われ、車体が向きを変えてくれないのである。

椿ラインは以前にアドバン A052とA050Mで走っていたことがあるのだが、いずれのタイヤも路面をがっつり捉え、フロントを軸にリアを絶妙にスライドさせることで向きを変えることも可能で、自由自在に操ることができた。

しかしTROFEO Rで同じような走らせ方をすると強いアンダーステアが出てしまうのだ。

ステアリングをまっすぐの状態でブレーキしている時はまだ良いのだが、コーナーへ向けてステアリングを切り込んだとたん、フロントタイヤがグリップを失うのである。

そこからフロントのグリップが回復するのを待ってから、アクセルと踏むといったストレスのたまる走り方しかできない。

11月の早朝では気温も低くく、最初はタイヤに熱が入りにくいのが原因だと思っていたのだが、タイヤの空気圧を変更してみても改善はなく、フロント荷重を増やそうとガソリンを満タンにしたり、アライメントを変更してみたりしたのだが、何をやってもまともに走れる状態にはならなかった。

997GT3に乗っていた時にTROFEO Rを履いたことがあるのだが、その時のグリップ感が最高に良かったため、964RSにもTROFEO Rを履かせてみたのだが、この違いはなんなんだろうか?

思いあたる原因を考えてみた。

実は997GT3に履いていたTROFEO Rは、リアがポルシェ認証、フロントはポルシェ認証ではない汎用のTROFEO Rだったが、今回964RSに履かせたTROFEO Rはフロントもリアも共にポルシェ認証である。

ポルシェ認証は汎用とは異なり、より高い安全性を求めた上でサーキット走行におけるハンドリングや耐摩耗性といったポルシェの定める基準をクリアしなければならないため、グリップ力が優先されているわけではない。

以前、ロータス エキシージに乗っていた時にロータス認証のアドバン A048LTSと汎用のアドバン A050Mを履き比べたことがあるのだが、結果は汎用のA050Mの方が遥かにグリップ力が高く、A048LTSはスポーツラジアルレベルのグリップ力でしかなかった。

このようなロータス認証の例からすると、ポルシェ認証でも同じことが言える可能性は高いのだが、ポルシェ認証なら大丈夫だろうと勝手に思い込んでいた。

それにしても想定外の結果である。
結局、悩んだ末にフロントもリアも以前から愛用していたA050Mに戻すことに決めた。

走行距離にして1,000Kmくらいでの決断だが、このまま履き続けると転んでしまいそうなので、今回は良い勉強になったと思っている。

左フロントのピレリ P ZERO TROFEO R
このような摩耗を数か所確認することができた。

左フロントだけが摩耗していたので、もしかするとこの1本だけに問題があったのか?
今更調べる気にもならないが・・・

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