Home ポルシェ 自己紹介 ポルシェ日記 インプレ インフォメーション
    日 記

憧れだった964RSレーシング

メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!

    重量バランス

2013年6月23日

今朝も早朝から伊豆スカイラインに行ってきた。

インプレッションには書いたのだが、先週までGRBインプレッサの可能性に挑戦していたため、久しぶりに964RSでの出動である。

今日はGRBインプレッサに勝つために、テンションを上げていたのだが、到着するとシカが出没していたため、トーンダウン・・・

仕方なく帰りは大観山PAまで常連さん4〜5台と流すことになったのだが、いつもは手足のように動いてくれる964RSが、今日はいうことをきかないのである。

今までは少々オーバースピードでコーナーに進入しても、ブレーキとアクセルコントロールでどうにでもなったのだが、今日は終始アンダーステア傾向にあり、無理に曲げようとすると、オーバーステアになるといった、わかりずらい挙動が出るのである。

サスペンションが柔らかくなった感じで、コーナー切り返しでは、ロールが残ってしまいアクセルを踏むことができず、しかも後続車からプッシュされるので、焦ってリズムがつかめなくなり、ヘロヘロになってしまった。

これほどひどい状況は久しぶりだ。

大観山PAに到着してから、タイヤを確認したのだが、フロントもリアもいつもより激しく磨耗しているので、これは丁寧に走らせることができなかった証拠である。

原因を確かめるため、その後に椿ラインを走ってみたのだが、椿ラインでは伊豆スカイラインで感じた挙動はなく、若干アンダーステアぎみではあるが、スムースに走らせることができた。

会社に戻ってからも、今日の伊豆スカイラインでの走りは何だったのか、原因がわからず気分が滅入る。

前回までと今回との、車の状態を比較し、違いを見つけるしかない。

そこで気付いたのはガソリンを満タンにしていたことだった。
満タンで走ったのは今回が初めてである。

椿ラインのような2速を多用する低速コーナー中心のコースだと、エンジンのパワー不足をあまり感じないため、ガソリン量は多目の70L(メーター3/4くらい)で走ることが多かった。
その方がフロントの接地感がわかりやすく、バタつき感が少なくなり、走りやすかったからだ。

しかし伊豆スカイラインを走るようになってからは、 高いギアで加速することが多くなったため、エンジンのパワー不足を少しでもカバーできるよう、また高速域からのブレーキングとコーナーリングGを、できるだけ緩和できるようにと考え、意識してガソリンの量を半分以下にして走るようにしていたのだった。

椿ラインではガソリンが多目でも良い結果が出ていたため、今回のように満タンで走っても、ハンドリングにはそれほど影響はないと思い、全く意識していなかったのである。

私の964RSのガソリンタンク容量は92Lもあるので、前回までの半分以下の状態と比べると、今回は50L近くも多く入っていたことになる。

50Lというと重量にして40Kg以上!

しかも現在のサスペンションは、ガソリンの量を半分以下にして、走り込んだセッティングである。

それでフロント廻りの重量が40Kgも重くなったのだから、今回のように変な挙動が出てもおかしくない。

以前ポルシェ日記にて重量バランスのことを安易に書いたのだが、走るコースやスピード域によっても、ベストなガソリン量は変わるのだと、改めて理解できた。

正直こんなにシビアだとは思っていなかったのでびっくりである。

こんな状態で、打倒GRBインプレッサだなんて、まだまだ修行が足りません(笑)

ガソリンタンク容量 92L
満タンと半分とでは、フロント廻りの重量が40Kg以上も変わるのだから、確かに変な挙動が出てもおかしくない。
正直こんなにシビアだとは思っていなかったのでびっくりである。

戻る   次へ
Copyright © 2005 Masaaki All Rights Reserved.
Reference:netmania