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憧れだった964RSレーシング

メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!

    マフラーについて

2011年11月19日

最近、964にはどんなマフラーがおすすめですか?と聞かれることが多い。

もちろん、エキゾーストパイプまで全て交換したレーシングタイプ!
と言いたいのだが、これは公道での使用は不可・・・
車検にも通らない。

排気効率も音質ももちろんだが、重量のあるノーマルマフラーをなんとか軽くしたいと考えている方が、多いのが現状だ。

そこで、社外品マフラーの登場となるのだが、大きく分けると3つのパターンがある。

ノーマルマフラーも含めて、どのタイプを選ばれるかは、使用環境や乗り方に応じて決まってくるので、十分に考慮して、決めていただきたい。


【ノーマルマフラー】
左右のエキゾーストパイプを左側に集約し、キャタライザー→リアサイレンサー→右サイレンサー→テールパイプへと、エンジンをぐるりと取り囲む状態で配置されている。
そのため、排気効率も音質も決して良いといえるものではない。
しかもエキゾースト部分は、モナカ状にカバーを取り付けてヒーターの熱源としているため、その重量は驚くほど重く、40Kg以上にもなる。

【カップパイプ】
リアのサイレンサーをストレートパイプに交換するタイプで、もっとも気軽に交換できる。
これは、964CUPにも採用されており、出力特性は純正品とそれほど変わらないのだが、5Kg近く軽量化できるのがメリットだ。
音量は重低音が少し大きくなる程度なので、964本来のオリジナルサウンドを、より楽しみたい方におすすめだ。
各メーカーから数種類リリースされているのだが、品質的に大差はない。

【スポーツマフラー】
リアサイレンサーと右サイレンサーを外して、サイレンサーを一つにまとめるタイプ。
これは15Kg近く軽量化できることも特徴だが、音質と音量が変わるのが最大のメリットだ。
音量はアイドリング時で純正マフラーの2割増し程度、高回転まで引っ張ると4割増しといったところだが、不快なこもり音はなく、964らしい乾いたサウンドを聞かせてくれる。
また度重なる実走テストの結果、中低速のトルク感はそのままに、高回転までストレスなく伸びるようなエンジン特性になるのも特徴だ。
私のおすすめはボルケーノ製だ。

【レーシングマフラー】
エキゾースト部分も含めて、マフラー全部を交換するタイプだが、音量がかなり大きくなるため、公道での使用は不可である。
クローズドコースを楽しむ方には究極のマフラーである。
35Kg近い軽量化はもちろん、音質も出力特性も964という車の性能を100%引き出してくれる。
もちろん、私のおすすめはボルケーノ製だ。

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