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憧れだった964RSレーシング

メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!

    MOTONサスペンション その1

2010年3月6日

先日、とある会社からMOTONとういサスペンションを知ってますか?という話があった。

MOTONはオランダ製のレーシングサスペンション専門メーカーである。
レース関係者の中ではよく知られたサスペンションで、ヨーロッパのレースシーンではかなりのシェアを持つほど定評がある。

日本国内では数年前まで、某会社が正規代理店をしていたのだが、事情があり現在は、日本国内での代理店はない状態だった。

ところが今回、話をいただいた会社が代理店を引き受けるかもしれないとのことで、このMOTONがどんな物なのか?ストリートでも使える柔軟性があるのか?
ポルシェに関するデーターをとってほしいという依頼だった。

もちろん喜んで引き受けることにした。

車両は97年式の993SUPER CUP!
正真正銘のレーシングカーだが、オーナーさんはナンバーを付けて公道を走っている。
すでにMOTONが装着されているが、サーキット向けのセッティングのため、コーナーの立ち上がりはもちろん、高速道路の継ぎ目でもホイールスピンするらしい。

まずは車を借りて、小田原厚木道路を軽く流してみるが、フロントに12Kg/mm、リアに18Kg/mmのアイバッハスプリングを組み込んだ993SUPER CUPは、道路のうねりやギャップに追従できず、跳ねる跳ねる!

しかもフロントの接地感が頼りなく、真っ直ぐ走らせるにもステアリングを押さえ込む必要がある。

その現状をふまえてた結果、スプリングの長さとレート、それとアライメントを見直すことに決まった。

さてどうなることやら・・・

97年式 993SUPER CUP
外観は993RSだが、中身は全くの別物!
オーナーさんはこの車にナンバーを付けて街乗りされている。

ハンドリングはシャープでエンジンも非常にパワフル!
ヨーロッパでのポルシェワンメイクレース専用に作製されたレアな一台だ。

溶接ロールケージにエアジャッキ、センターロックホイールまで装着される
正真正銘のレーシングマシン!
ボディ剛性の高さがうかがえる。

RSRカムが装着されたエンジンはピーキーでクラッチは重く、ミッションノイズも凄まじい!
だが、そんなことも忘れさせてくれるほど、魅力的で刺激的なマシンである。

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