2008年12月15日
ボディの剥離が進むにつれて、過去の修理が明らかになる中、バンパーやサイドパネル、ドアミラーもボディと同じように剥離していく。
過去に飛び石程度の修理はあるものの、大きな修復や交換はなかったので安心した。
剥離が終わると、小キズを最小限のパテで均して、プライマーという塗料の密着性と防錆効果を高める溶剤を吹き、その上からペイントの下地になるサフェーサーを吹くことになる。
前回の飛び石修理の際には、グレー系の色を使用していたのだが、今回はブラックでいくことに決めた。
他にも、ブルー系の色を選ぶことができたのだが、ポルシェ純正がブラックの下吹きがしてあるので、同じ色に合せることにした。
これで飛び石が当たっても、目立ちにくくなるだろう。
美しく塗り上がったバンパーを見てると嬉しくなってくる。
それともう一つ、今回は純正カップホイールのレストアも依頼することにした。
前回、ボディ同色にペイントしたカップホイールだが、やはり飛び石によって、キズがひどくなっていた。
どうしても、ボディ同色だとボディと同じウレタン系塗料でペイントすることになるが、塗装皮膜の強度に限界があるため、飛び石はもちろん、タイヤの脱着時にもキズがつきやすくなってしまう。
そこで、今回はホイール修理専門にて、粉体塗装してもらうことにした。
この粉体塗装、塗装皮膜の強度が高く、ホイールの塗装に良く使用されるのだが、調色が出来ないため、選べる色が限られてしまう。
仕方なく、純正に近いシルバーに戻すこととなった。
詳しくは、ホイールが上がり次第、紹介させていただくのでお楽しみに!
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フロントバンパー オリジナルのままで、交換された形跡はない。
飛び石修理程度のパテ修正にとどまっていた。
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サフェーサーを吹いたフロントバンパー
同じく剥離→樹脂用パテ→プライマー→サフェーサー→ペイント→クリアー仕上げとなる。
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美しくペイントされたフロントバンパー
塗料はシッケンスを使用している。
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サフェーサーを吹いたフロントフード
RSのフロントフードはアルミ製のため、剥離→アルミ用パテ→プライマー→サフェーサー→ペイント→クリアー仕上げとなる
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サイドパネル こちらもオリジナルのまま
左底部分に擦りキズの修正跡があった。
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美しくペイントされたサイドパネル
やっぱり、外国製塗料は光沢が素晴らしい!
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