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一緒に走ったり、試乗させていただいた車や、プロデュースさせていただいた車を紹介

また長年走ってきた経験から、ムラポの持論も公開している

    DS3 パフォーマンス その1

2017年2月17日

どうしてもフランス車に乗りたくて、シトロエン C4ピカソを購入したのが半年前、想像していた以上に運転が楽しく、しかも使い勝手が良いため、走行距離はすでに10,000Kmを越えてしまった。

しかも距離が伸びるほどに、サスペンションのフラット感が増し、これぞシトロエンといえるフィーリングになってきているため、どんどん好きになってくる(笑)

そうなるとフランスのスポーツカーに乗ってみたいという願望は強くなるばかり・・・

そこでついにフランスのスポーツカーを購入することに決めた。

主な使い方は、週末の早朝に小田厚→箱根新道→十国峠→伊豆スカイライン→ターンパイク大観パーキングまでのドライブなのだが、同じ時間に同じ場所へ行くと、一緒になる方々がいる。

当然、そうなると一緒に走ることが多くなるのだが、その時に同じ性能の車でないと、走っていても楽しめないことが多いのである。

国産車だと旧モデルのシビック タイプRやインテグラ タイプR、スイフト、86やロードスター、輸入車だとルーテシアRSやアバルト595、アルファロメオジュリアやVWポロといったいずれもBセグメントと呼ばれるコンパクトカーが多い。

それらの車と互角に走るための条件を挙げると、Bセグメントで2,000ccのNAか1,600ccまでのターボ、最高出力200PS前後、車重1,300Kgくらいまでとなり、マニュアルミッションが希望である。

そこで候補に挙がったのが、プジョー208GTiとシトロエンDS3である。

この2台は同じシャシーとエンジンを使う姉妹車で、どちらもラリーへの参戦に力を入れているのだが、そこで得たノウハウを投入したスポーツモデルが販売されている。

208GTiがbyプジョースポール、DS3がパフォーマンスというモデルである。

208GTiもDS3も標準モデルを試乗させていただいたのだが、その結果メーターとステアリング位置の好みから、DS3パフォーマンスを選択することにした。

1月7日に納車されてから、すでに1,500Kmほど走ってナラシ運転は終了した。

まだ本気では走っていないので、どんな走りができるのか予想できないのだが、エンジンパワーとステアリングの回頭性には満足している。

3月から始める週末ドライブが楽しみである。

DSシリーズはシトロエンからブランドとして独立し、シトロエンを名乗らなくなってしまった。
そのためトレードマークだったダブルシェブロンから、DSウイングと呼ばれるグリルに変更された。
ダブルシェブロンでなくなったのは寂しいが、見慣れればこのグリルも悪くないかなと思えてくる(笑)

日本国内では40台の限定販売で右ハンドルの6速マニュアルのみの設定である。
カラーはマットブラック、ホワイト、レッドの3色で、ドアミラーとルーフはブラックアウトされている。
ちなみにレッドの国内販売数は10台である。
サイズは3,970×1,730×1,455mmで車重は1,210kg。

サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアはトーションビーム式。
通常モデルに比べて、トレッドはフロント50mm、リア40mm拡げられ、スプリングとダンパーの変更により車高が15mmほど下げられている。

シートはティップレザーとアルカンタラを組み合わせたセミバケットタイプで、デザインは良いのだがホールド性は今一である。
ペダルにはアルミのカバーが装着されて、レーシーさを演出しているが、なぜか右ハンドル仕様にはフットレストが装着されていないため、プジョー208GTiに付いているフットレストを取り寄せて、マジックテープで貼り付けた(笑)

エンジンはC4ピカソと同じくBMWと共同開発した1.6リッター4気筒直噴ターボを最高出力208ps/6,000rpm、最大トルク30.6kg-m/3,000rmpまでにチューニング。
ミッションは若干ローギア化されたクロスレシオでトルセンLSDが装備される。

ホイールは7.5J-18インチの専用品で、ミシュラン パイロットスーパースポーツの205/40-18を履く。
ブレーキはブレンボの4POTキャリパーにベンチレーテッドディスクを装備しているため、そのまま手を入れずに走ることができそうだ。
まさにDS3史上最強のモデルである。

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Reference:netmania