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イギリスが誇るライトウエイトスポーツ ロータス エキシージS

964RSとは違うカテゴリーの車になるが、その違いを感じながら、自分好みのマシンに仕上げていく過程を日記として紹介!

    HKS スポーツマフラー

2014年5月27日

エキシージのマフラーは、エキゾーストマニホールド/キャタライザー/サイレンサーと3分割になっているのだが、今回交換したのはサイレンサーのみである。

実はこの純正サイレンサーがくせ者で、排気音はスポーツカーらしくない妙な音色の上、高回転まで回すとスーパーチャージャーの「キーン!」という音の方が大きく、排気音がほとんど聞こえなくなってしまう。

にもかかわらず、高速道路を90〜100キロくらいで巡航すると、室内にこもり音が発生し、オーディオの音もほとんど聞こえないのである。

しかも重量が約14Kgもあるのだから、なおさらタチが悪いのである(笑)

そこで社外品マフラーについて調べてみることにした。

各メーカーさまざまなタイプが販売されているが、ノーマル形状でジェントルな音量となると限定されてくる。

その中でも特に理想的だったのがHKSである。

サイレンサー部分にレゾネーターという太い筒が装着されており、排気圧の干渉を利用してこもり音を除去するといった、まさに管楽器のようなマフラーである。

しかも重量は約7.5Kgと、純正サイレンサーに比べると7Kg近く軽いのである。

また2006年にはロータスディーラー純正オプションパーツとしての認定も受けている。

これほどのマフラーは他にないと確信し、オーダーを入れようとしたのだが、時すでに遅し・・・。
生産中止となっていた。
あちこち聞いてみたのだが、やはり入手は無理であった。

そんな時に、ヤフオク!で見つけてしまった。
即決で落札(笑)

そして手元に届いたマフラーは、目を疑うほどの美品で新品以上に綺麗に磨かれていた。
本当に良いものを手に入れることができた。
前オーナーさんに感謝である。

早速、交換して走ってきたのだが、やはり予想した通りのマフラーであった。


【アイドリング→3,000rpm】
アイドリングでの音量はノーマルとほぼ同じで、3,000rpmくらいでシフトアップして走る分には、室内は平和である。
3,000rpm前後で巡航している時に出ていたこもり音は、ほぼなくなったためオーディオが聞けるようになった。
実はこれが一番嬉しかったりする(笑)

【3,000rpm→5,000rpm】
「クォーン!」と少し低めの乾いた音を奏でてくれる。
音量も丁度良くて、なかなか気持ちがいい。

【5,000rpm→8,000rpm】
バルブタイミングが切り替わると同時に音量は大きくなり、「カーン!」と甲高い音を奏でてくれる。
それとスーパーチャージャーの過給音だが、ノーマルマフラー時「キーン!」と悲鳴を上げるような金切り音だったのだが、「ヒュイーン!」と澄んだ音色に変わったのには驚かされた。
「カーン!」と「ヒュイーン!」が共鳴して、なんとも心地よい音を出してくれる。
これで車検対応というのだから、まさにHKSマジックだ!

大満足である。

純正マフラー
スポーツカーらしくない妙な音色の上、90〜100キロくらいで巡航しているときのこもり音がすごい。
しかもサイレンサーだけで重量は14Kgもある。
見た目にも格好良いとはいえない。

HKS スポーツマフラー
手前にあるのがレゾネーターと呼ばれる筒で、排気圧干渉によってこもり音を除去する役割りをしている。
中古品とは思えないこの輝き!
前オーナーさんに感謝である。

取り付けてみると、その大きさの違いに驚く。
これだけ小さなサイレンサーでも音量は控え目でこもり音もなくなったので、全てレゾネーターの効果なのだろう。

テールエンドは2本出しの現在的なデザインである。
こちらもジェントルで私好みだ。

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