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イギリスが誇るライトウエイトスポーツ ロータス エキシージS

964RSとは違うカテゴリーの車になるが、その違いを感じながら、自分好みのマシンに仕上げていく過程を日記として紹介!

    クアンタム T5-RS テスト

2014年4月13日

先日交換したクアンタム T5-RSをテストするため、箱根ターンパイクと伊豆スカイラインを走ってきた。
エキシージでは初めての箱根である。

その結果だが乗り心地はノーマルと比べるとゴツゴツ感はかなり少なくなり、しっとりとしなやかに動くようになった。
しかし大きなギャップを通過した時の突き上げ感は、さすがに大きくなってしまった。
スプリングレートから考えても当然ではあるが・・・

続いて軽く流しての感想だが、ステアリングレスポンスは驚くほどクイックになり、切った瞬間から向きが変わる。
その動きに最初はびっくりしたのだが、慣れてくるとちょっとしたきっかけでコーナーリングの姿勢を作れるようになった。

ブレーキを踏みフロントに荷重をかけながらコーナーへアプローチを開始すると、ぐいぐいターンインしてくれる。
そこからアクセルを踏むと弱アンダーぎみに立ち上がるという理想的な動きである。

また少しオーバースピードぎみにコーナーに進入しても、アクセルとブレーキのコントロールでどうにでも出来そうな感じである。

かなり楽しい。

車の挙動が分かってくると、今度は限界を探りたくなる。

一人で走っている時は限界を感じるまでのペースにならないのだが、今日は伊豆スカイライン常連さんであるシルバーの某スポーツカーの後ろを走ることになってしまった。

同じミッドシップである!
勉強させてもらうつもりで走ったのだが、当然ペースがどんどん上がっていく。
そうなると先程まで素直だと感じていたハンドリングが、ちょっとまずい動きに変ってきた。
一人で走っている時には、分からなかった挙動が現れる・・・

ある程度フラットな路面では問題ないのだが、ギャップのあるコーナーではフロントがかなりバタつくのである。

特に減速帯のあるコーナー進入でのブレーキングでは、ABSが装着されているにもかかわらず一瞬タイヤがロックぎみになる。
(ロータスのABSってこんな味付けなのだろうか?)

また上りきった直後にステアリングを切り込みながら下るようなコーナーでは、フロントの接地感があいまいでタイヤが鳴くと同時にステアリングが軽くなり、アンダーステアが出るため思い通りのラインがトレースできない。

そこでアクセルを戻すとノーズはインに向いてくれるのだが、アクセルを踏みたい時に踏めない状況が何度もあり、964RSと同じようには走れないのである。

やはり懸念していた通り、フロントのリバウンドストロークが不足している感じである。

早急に対策を施すことにしよう。

箱根ターンパイク
桜が舞って綺麗だった。

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