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イギリスが誇るライトウエイトスポーツ ロータス エキシージS
964RSとは違うカテゴリーの車になるが、その違いを感じながら、自分好みのマシンに仕上げていく過程を日記として紹介!
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2014年3月28日
フロント、リア共にダブルウィッシュボーンサスペンションのアライメント調整は初めてである。
調整はいたって簡単なのだが、逆に簡単なのではまってしまった。
キャンバーはハブキャリアの上部にシムを入れて調整するのだが、フロントはシムを全部抜いて−1.0°リアは車高を落すだけで−2.6°になった。
リアの−2.6°は悪くないのだが、フロントの−1.0°はちょっと控え目だが、ノーマルアームのままではこれが限界のようだ。
リアトーの調整はトーロッドを回すだけなのだが、左右のトーを同じ数値に合せると、ロッドの長さも左右で同じになったのには驚いてしまった。
ドイツ車なら当たり前のことなのだが、イギリス車でこの精度は驚きである。
さすがシャーシのロータスである。
そこまで精度が出ていると、限りなくきっちり合せたくなる。
そのため、やればやるほど妥協できなくなってしまい、最終的には3Dテスターに載せてしまった。
結果としては、床で調整した数値よりも右リアのみ0.5mm INだったので許容範囲内であった。
優秀である(笑)
まずは、この状態でどんなハンドリングになるのか?
楽しみである。
ちなみにノーマルでの基準値は下記となる。(サービスマニュアルより)
【フロント】
車高 130mm(シャーシーサイドレール前端部下側)
キャンバー −0.3°
キャスター +3.8°
トー 0.0mm(左右トータル)
【リア】
車高 130mm(シャーシーサイドレール後端部下側)
キャンバー −1.8°
トー IN 3.0mm(左右トータル)
そして調整後の数値が下記である。
【フロント】
車高 25mmダウン
キャンバー −1.0°
キャスター +3.8°
トー 0.0mm(左右トータル)
【リア】
車高 25mmダウン
キャンバー −2.6°
トー IN 3.0mm(左右トータル)
*角度の値だが、エキシージのサービスマニュアルは10進法にて記載されているため、10進法を使うことにした。
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フロント車高 ノーマル
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フロント車高 25mmダウン
キャンバーは車高を下げるだけでノーマルの−0.3°から−0.6°へ変化。
しかしもっと寝かせたかったので、調整シムを全て抜いて−1.0°とした。
ノーマルアームのままでは、これが限界・・・
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リア車高 ノーマル
↓ |
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リア車高 25mmダウン
キャンバーは車高を下げるだけでノーマルの−1.8°から−2.6°へ変化。
どう調整するかは、今後の課題である。
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フロントとリアのバランスも絶妙にセットアップすることができた。
満足である。
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