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イギリスが誇るライトウエイトスポーツ ロータス エキシージS
964RSとは違うカテゴリーの車になるが、その違いを感じながら、自分好みのマシンに仕上げていく過程を日記として紹介!
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2014年3月4日
脱落した左ドアウインドも無事に修理が完了し、今日初めてエキシージを走らせることができた。
納車から約1ヶ月ぶりのドライブ!
ルートは宮ケ瀬ダム周辺のワインディングと小田原厚木道路の往復である。
まずは宮ケ瀬ダムへと続くワインディングを探るように軽く走らせてみる。
連続するコーナーも、ほぼノーブレーキングですいすいクリアしていく。
サスペンションは純正のままでビルシュタインとアイバッハという組み合せである。
これが私好みの固めのセッティングではあるのだが、コーナーへのアプローチではステアリングを切ってからワンテンポおいてノーズが向きを変える。
このワンテンポおいてがロータス流のハンドリング?
(微妙である。)
そこからアクセルを踏み込んでいくと、リアタイヤは路面をとらえているのだが、ロール量が大きく、なんとなく不安定である。
このロール量の大きさがロータス流のハンドリング?
(やっぱり微妙である。)
そこから徐々にペースを上げ、ブレーキを残しながらコーナーへの進入を試みると、ロールは大きいままだが先程までの不安定感はなくなり、しっかりとオンザレール感覚で旋回して行くである。
このオンザレール感覚がロータス流のハンドリングなんだろう?
(たぶんこの感じだ。)
私のエキシージは、オプション設定されているAPレーシング 4POTキャリパーではなく、ベーシックなブレンボ 2POTキャリパーが装着されているのだが、これも不満のないレベルできっちりと減速できる。
先日交換したブレーキパッド エンドレス プレミアムコンパウンドとの相性も良く、ペダルタッチは絶妙で制動力はもちろん、コントロール性にも満足である。
軽いということはこういうことなんだろうと実感してしまった。
慣れてくるとペースが上がっていくのだが、そうなると今度はオンザレール感覚が薄れて、車の動きがつかみにくくなってきた。
ロールによるアンダーステアが強くなるのである。
イン側のタイヤが接地していないように感じる。
またコーナリング中にギャップにのると、サスペンションがぐにゃと腰砕けになり、挙動が安定しないのである。
これもロータス流のハンドリング?
(こういった味付けなのかも・・・)
いずれにしても、オリジナルのサスペンションのままでは満足できそうにないので、ダンパーとスプリングを何にしようか検討である。
続いて小田原厚木道路での感想だが、まずは合流車線を2速で5,000rpmまでフル加速してみる。
まぁこんなもんかな・・・
次に料金所を通過し、2速で8,000rpm、3速で8,000rpmまでフル加速してみると、リアからは「キーン!」とやる気にさせるスーパーチャージャーのサウンドが響く。
あれれ・・・
フィーリング的には2.5LくらいのNAに乗っている感じで、高回転まで息の長い加速が続くが、964RSのようなトルクで引っ張る力強さや、インプレッサのような蹴飛ばされるようなパンチ力はない。
スーパーチャージャーとはいえ1.8Lだし、トヨタのエンジンに感動を求めるのは無理があるかもしれない。
とりあえずは、70〜80キロでのんびりと巡航してみるが、6速に入れると速度が少しずつ落ちていく。
しかも登りになると、5速、4速とシフトダウンする必要があるため、シフト操作は忙しい。
やはり回転を上げて走ることが、このエンジンの本領発揮なのだが、つい964RSやインプレッサのようなトルクのあるエンジンと比べてしまう。
エンジンだけでいえば、この2つの名機と比べるのは間違いなんだろう・・・(笑)
やはりエキシージを楽しむステージはワインディングに限る。
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小田原厚木道路 大磯パーキングエリア上り
かつ丼を食べてコーヒーを飲んで帰ってきた。
助手席の嫁さんには、「インプレッサは速くてやばい車だったけど、ロータスは普通の車だね」と言われてしまった(笑)
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