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一緒に走ったり、試乗させていただいた車や、プロデュースさせていただいた車を紹介
また長年走ってきた経験から、ムラポの持論も公開している
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2020年2月24日
今年初の箱根ドライブ、アイバッハ プロストリートSを装着して初めての走行である。
まずはいつもように小田原厚木道路で箱根方面に向かうが、小田原厚木道路はそれなりの速度で走ると、サスペンションを固めた車では道路の継ぎ目でかなり突き上げられる。
純正のコニ&アイバッハの組み合わせでは、特に不満を感じることはなく、突き上げを気にせず走ることができていた。
ところがプロストリートSでは、コニよりも突き上げられるようになってしまったのである。
ただ突き上げられるといっても、コニでは1回のギャップでゆっくりと2回バウンドしていたところが、素早く1回のバウンドで収まるようになったため、安心感はプロストリートSの方が上だ。
街乗りではコニよりも快適になったと感じていたプロストリートSだが、高速ではそれなりに固く感じるようになってしまったことを考えると、コニはやはりメーカーが設定した本当に良くできたサスペンションだと改めて感じることができた。
そのまま箱根新道を駆け上がり、ターンパイク大観山から椿ラインを下る。
フルブレーキでコーナーへアプローチしていくが、コニの時と比べて車体の向きが早くに変わるようになったため、アクセルを開けるタイミングも早くすることができる。
しかもコニの時に起きていた、コーナーリング中にバウンドしながら横に逃げていく挙動がほぼなくなったのだ。
この挙動はこれはこれで楽しかったのだが、当然バウンドしない方が安定していて恐怖感は少なくなるので良しとしよう。
フロントキャンバーを−2°以上つけたことと、バネレートがほぼ倍になったことで、フロントタイヤの踏ん張りが増したのが原因だと思われる。
高速での乗り心地は別にして、ほぼ狙い通りである。
帰りはターンパイクをそれなりの速度で下ったのだが、心配していた高速コーナーリングもロールが少なくなったことで、安定した姿勢でクリアしていくことができた。
サーキットでタイムを出すために本気で走るのであれば、もっとバネレートが高く、減衰力調整が装備されているサスペンションキットが良いと思うが、 おそらくこれ以上にバネレートや減衰力を上げても、ストーリートでは楽しめなくなるのではないかと思われる。
もう少し暖かくなれば伊豆スカイラインまで行くことになるので、そこでどれくらいの走りができるのか、かなり楽しみである。
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ターンパイク箱根 アネスト岩田スカイラウンジ前にて
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ちなみ現在は理由あって1シーターで乗っている(笑)
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