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一緒に走ったり、試乗させていただいた車や、プロデュースさせていただいた車を紹介
また長年走ってきた経験から、ムラポの持論も公開している
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2020年2月9日
2018年の年末に車体の挙動とリアの車高に納得ができず、リアスプリングだけをH&Rに交換して楽しんでいたのだが、走るペースが上がるにつれてフロントタイヤ外側にかかる負担が大きくなり、摩耗も激しさを増してきた。
そこで参考のため、新車時から調整していない現状でのアライメントを測定してみると下記のような数値であった。
(フロント)
キャンバー − 0°54′
トータルトー 0°00′
サイドスリップ IN 2.0mm
(リア)
キャンバー − 0°42′
トータルトー(調整できないので測定していない)
この結果からすると、フロントキャンバーを−2°以上つけることができれば、現状よりもタイヤの外側を上手く使えるためアンダーステアを抑えることができそうだ。
純正装着されているショックアブソーバーはコニなのだが、キャンバー調整を行うことができないため、調整するとなると社外のショックアブソバーに交換する必要がある。
そこで社外のサスペンションキットを探すことにしたのだが、私が欲しいと思えるキットがなかなか見つからないのである。
アバルトをメインで扱うショップのオリジナルを含め、ビルシュタイン、アラゴスタ、スピリット、ザックスなどについても調べてみたのだが、サーキット志向が強かったり、デザインや構造が好みでなかったり、納期が未定だったりとなかなか難しい。
求めているのは大きな凸凹やうねりでも、必要以上の減速をせずにコーナリングできるサスペンションである。
そんな時、アイバッハの輸入元である阿部商会の担当者と話しをする機会があり、プロストリートSというサスペンションキットが理想に近いように感じたため、今回はそのプロストリートSを使ってみることに決めた。
595 コンペティツィオーネに純正採用されてるスプリングメーカーが企画したサスペンションキット、しかもサーキット向けではなくストリート向けのセッティングであるから期待も大きい。
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アイバッハ プロストリートS
アイバッハのカタログには、“最大の特徴は、高いコンフォート性。スタイリッシュなスタイリングを、乗り心地を犠牲にすることなく実現できます。”と記載されている。
ダンパーはステンレスケースを採用するKW(カーヴェー)の減衰力固定タイプである。
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フロントスプリング メイン ERS-H-170-60-0040 (4.0kg/mm 170mm)
テンダー ERS-N-080-60-0020 (2.0kg/mm)
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リアスプリング
メイン 67 30 013 01 HA (3.0kg/mmバリアブル)
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