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憧れだった964RSレーシング
メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!
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2011年11月9日
先日、ボルケーノからステップエキパイなるものの試作品テストを依頼されたのだが、今回はその実走テストの結果である。
まずアイドリングだが、従来品とは変わりはない。
次に、3速4速で5000rpm以上での走行だが、従来品よりも5000rpm付近のパンチ力がなくなった感じがある。
3000rpmから6800rpmまで、息継ぎもなくフラットに回るので、そのように感じてしまうのかもしれない。
全体的に、マイルドでスムーズなエンジン特性になったように感じる。
各シフトアップポイントが、若干早くなっているので、全体的にトルクが出ているのは確かなようだ。
続いて、2速3速で6800rpmまで目一杯回して、アクセルコントロールしながら、コーナーリングを繰り返してみましたが、アクセルのつきもダイレクトで、コーナーリング中でも変な息継ぎや癖はない。
ただ従来品より、4000rpmくらいからの回転の上昇がにぶく感じる。
結果的には、非常に扱いやすいエンジン特性になっていると思うのだが、私的には従来品の方が刺激的で、楽しく感じてしまう。
う〜ん・・・
微妙だ・・・
以上の結果を、ボルケーノに報告したところ、おそらく全体的にトルクアップはしていると思われるのだが、集合部までの全長が長すぎて、気持ち良く回りにくい特性になってしまったのではないかとの判断だった。
次回は、この結果を参考に、取り回しも含めた集合部の見直しをすすめる予定だ。
結果は、また報告させていただくので、しばらくお待ちあれ・・・
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サイレンサーからテールパイプの部分は従来品をそのまま使用している。
従来品の方が刺激的だったため、まだまだ改良の余地がある。
公道で使用できないのが残念だが、完成すれば、間違いなくサーキットでのタイムアップが期待できるだろう。
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