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憧れだった964RSレーシング
メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!
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2009年1月8日
ボディレストアが無事完成したので、年明け早々、各部点検と下廻りの掃除を行った。
そこで、気になるところを発見!
ブレーキホースである。
購入した時から、すでにステンメッシュホースになっていたが、飛び石のためか、キズだらけで、ひどい状態だった。
純正で装着されているブレーキホースは、ゴムホースではあるが、ゴム自体の素材に拘っているようで、わざわざステンメッシュに交換する必要はないと思えるほどタッチが良い。
しかも、キズ防止のスプリングまで巻かれているので、耐久性も申し分ない優れものである。
しかし、そのタッチも個人の好み、よりカッチリしたタッチを求めるのであれば、やはりステンメッシュをおすすめする。
今回は、フィッティング部分とホース部分が独立して動くタイプを使いたかったため、EARL´S製を選ぶことにした。
ところが、EARL´S製に964のバリエーションがない。
3.2カレラ用ならあるので、それを使うことにした。
これは、少しの加工で問題なく、交換することができた。
ついでに、MOTULから新発売されたブレーキフルード RBF660を試してみることにした。
このブレーキフルードは、 325℃という高沸点にもかかわらず、DOT4規格をクリアしている。
DOTという規格は、市販車の安全を確保するために、沸点から粘度、耐久性(吸湿性)まで、厳しく決められている。
これがレーシングブレーキフルードとなると、沸点を重視するため、耐久性が極端に低下してしまう。
今まで使用していたRBF600は、完全なレーシングフルードで、DOT規格外だったため、沸点は312℃と優れているのだが、耐久性は極端に悪く、長くても半年、本来はサーキット走行ごとの交換が理想的であった。
通常のDOT4は沸点が240℃前後、964カップカー推奨のAteスーパーブルーレーシングDOT4でも沸点は280℃
そんな中で、RBF660はDOT4規格をクリアしながら325℃という高沸点を誇っている。
また低粘度化することにより、ブレーキタッチに優れた、リニアな反応も実現することが可能となった。
これで、ストリートでもサーキットでも、安心して使用できる。
ただ、500mlで¥6,930という価格には驚きであるが・・・
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EARL´S ステンメッシュブレーキホース
どうしてもEARL´Sにしたかったので、964用ではなく3.2カレラ用を流用した。
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MOTULの新商品!
RBF660 レーシングブレーキフルード
325℃という沸点にもかかわらず、DOT4規格をクリアしているから驚く!
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