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憧れだった964RSレーシング
メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!
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2007年8月31日
生産から15年、走行距離も31,000キロを超え、そろそろデストリビューターの劣化が気になる。
964/993のNAエンジンはツイン点火方式が採用されているため、デストリビューターもツインタイプになっている。
これはキャップとローターを無理矢理2個ドッキングさせたような仕組みになっている。
その仕組みだが、一つはクランクシャフトのギアに噛み合わせて直接ローターを回しているが、左側はベルトで同調させて回しているのである。
ところがこの同調ベルトが熱や経年劣化によって切れてしまうことがある。
そうなると、通常ツイン点火しなければならないプラグがシングル点火となり、エンジンの調子が悪くなったり、そのまま乗り続けるとピストンが溶けてしまう可能性がある。
このデストリビューターは、通常アッセンブリーでの交換だが、内部が余程傷んでいない限りは、リビルトすることが可能だ。
そうすれば安価にデストリビューターのリフレッシュができる。
今回はリビルトせずに、メーカーからのリビルト品があったので、そのまま入れ替えることにした。
外したデストリビューターを分解してみたのだが、同調ベルトはかなり劣化していた。
これで一安心である!
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これが964/993のNAエンジンに使用されるツインタイプのデストリビューターだ。
プラグコードを外して、エンジンから引き抜いて交換する。
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今回はリビルトせずに、メーカーからのリビルト品があったので、そのまま入れ替えることにした。
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交換したデストリビューターを分解し、リビルトしておくことにした。
右側はクランクシャフトのギアに噛み合わせて直接ローターを回しているが、左側はベルトで同調させて回している。
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デストリビューターの同調ベルト
予想通り、熱や経年劣化によって、かなり劣化していた。
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