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憧れだった964RSレーシング
メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!
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2007年7月8日
トーヨー プロクセスR888 GGのテストを兼ねて、箱根へ走りに行ってきた。
実は今回履いたプロクセスR888 GGだが正直期待していなかった。
トーヨータイヤはブリヂストンと協力関係にあるため、ポテンザRE55Sのデザイン違いかなくらいの気持ちである。
取り合えず、空気圧を冷間時でフロントリア共2.2Kgf/cm2に設定して走らせてみることにした。
まず走り出して感じたのは転がり感は軽く、ロードノイズもそれほど気にならない。
小田原厚木道路を快適な速度で巡航しターンパイクへ向う。
これといった癖や特徴は感じられない。
ターンパイクの料金所を過ぎ、3速4速で全開で踏んでみる。
いくつかのコーナーを調子を見ながらクリアして行く。
橋を越えて、撮影ポイント駐車場前の右コーナーを3速全開で踏んでみる。
なんだこのグリップ力!
アドバンA048ともポテンザRE55Sとも違うグリップ感でクリアしていく。
とにかく安心感がある。
この日、ターンパイクはガスが出ていたため、高速コーナーはここまで・・・
でも十分に実力を感じた。
続いて椿ライン
いつものように下りストレート!3速全開からフルブレーキング!
想像以上の安定感!しかもシャープにフロントが入って行く。
そこから踏み込んでもフロントが逃げて行かない。
しかも少々ラフに踏んでもリアが逃げずに前に出る。
グリップ力もサイドの剛性感もポテンザRE55Sを上回っている。
ポテンザRE55Sだとラフに踏むと、ホイールスピンしていたコーナーでもホイールスピンしない。
アドバンA048のような路面にべったり張り付く感じでもないのだが、何だろうこのグリップ感!
しかもコントロール性も抜群である。
ピカピカに磨かれたフローリングの床を、新品のシューズで、キュッキュッと音を立てながら、飛んだり跳ねたりしているような感触である。
この日、椿ラインもガスが出ていたため、気温は低く、所々ウエット部分があったり、落ち葉があったりで、コンディションは良くなかったが、そこで姿勢が乱れることもなく、ガンガン踏んで行けた。
これほどまでに良いとは、嬉しい誤算である。
実は先日、筑波サーキットに走りに行った時に、某有名国産チューニングショップが、ホンダS2000をテストしていたのだが、プロクセスのハイグリップラジアルであるR1Rを履いて、1′05″台のタイムを出していた。
聞くとラジアルで一番グリップすると言っていたので、スポンサー絡みのコメントかなと思っていたが、あながち嘘ではなかったんだと再認識させられた。
ただ今回のような、あまり良いコンディションではなかったのにもかかわらず、タイヤ表面はそこそこの熱を持ち溶けていたので、これから暑くなってくると、熱によるグリップ力の変化や耐久性が気になる。
結果としては、今のところかなり気に入っている。
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ポテンザRE55Sと同様左右非対象パターン
なかなか格好良い。
路面コンディションを、それ程気にせずに安定したグリップ力を発揮してくれる。
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サイドのデザインは、まさにスリック!
コンパウンドは冷間時でもかなり柔らかい。
これからの季節、熱によるグリップ力の変化がどうなるのか気になる。
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