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憧れだった964RSレーシング
メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!
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2003年12月
箱根に通うようになり、964RSレーシングで走り込めば、走りこむほどサスペンションを含め、全ての面でその素晴らしさを体感した。
特にボディ剛性は圧巻で、路面からの全てのインフォメーションを的確に伝えてくれる。
しかも、そこまでのボディ剛性がありながら、ストリートでの使用を前提にセッティングされたサスペンションは、理想的な弱アンダーステアセッティングだ。
カップカーのようにギャップで跳ねることもなく、ブレーキングでしっかりフロントに加重をのせてさえいれば、適度なロールを伴って、イン側にノーズを向けていく。
ゴツゴツ感はあるものの、初期ストロークはマイルドで、後半で踏んばるビルシュタイン特有の味付けである。
もちろん、そこからアクセルをオンにしていくと、しっかりとリアにトラクションがかかり、弱アンダーステアでコーナーを立ち上がるが、そこからアクセルをオフにするとノーズをインに向けてくれる。
その時の挙動は、決して極端なオーバーステアにはならない素直なハンドリングである。
もちろん、サーキットに持ち込んでも楽しく走れるだろう。
まさにポルシェAGマジック!
964RSが名車だと評価されている所以である。
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