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一緒に走ったり、試乗させていただいた車や、プロデュースさせていただいた車を紹介
また長年走ってきた経験から、ムラポの持論も公開している
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964カレラ4をワインディングやサーキットで、いかに速く走らせられるか?
いかにRSに近づけられるか?をテーマに作らせてもらった車があるので紹介したい。
964カレラ4といえば、アンダーが強く、カレラ2と比較しても、遅くて曲がらないと評判はあまりよろしくないモデルである。
そこでまずネックになるのがその重量
90年当時、同じような考えから、カレラ4ライトウェイトという車がバイザッハで作製された。
この車を参考に、内装のアンダーコートやカーペット等、必要ないものは外し、レカロのフルバケットシートを装着した。
その上ボディ補強のためロールケージを溶接、スライドルーフも埋めてしまった。
リアには軽量のためダックテール、マフラーはボルケーノのフルEXタイプをチョイス!
肝心の足廻りだが、クワンタムのステージ3とカップホール17インチにアドバンA048MHの組み合わせ!
バネレートは、フロント8Kg/mm、リア12Kg/mmでベストが出た。
当初、フロントに12Kg/mm、リアに16Kg/mmを試してみたりしたが、跳ねてしまい最悪だった。
それに伴い、車高やアライメント等、幾度もセッティングを繰り返し、今はかなり良い状態に仕上がっている。
箱根椿ラインを走ってみてのインプレッションだが、4WDとは思えないほど素直になった。
ストレートは不安なく踏めるし、加速もRSに引けをとらない。
ただコーナーでは、RR車に比べるとアンダーが強いため、曲げるためにはそれなりのテクニックが必要になる。
コーナー進入時には、ブレーキを残しながら、素早く向きを変えていく必要がある。
これさえきっちり出来れば、戦闘能力は相当に高い。
実際、コーナーのクリッピングまでブレーキを残しながら、ステアリング操作だけで向きを変えていっても、かなり安定していて不安なく乗ることが出来る。
そこから少々ラフにアクセルを開けても、RSのようにリアが暴れることはない。
3速から、ちょいブレーキで行けるシケインのようなコーナーも、かなりラフに走ることができ、その時の挙動はRSよりも面白かった。
カレラ4でもRSに近づけることが出来るお手本のような車になった。
私自信、かなりお気に入りの車だ。
この先、ホイールを軽量タイプに換える予定だから、まだまだ戦闘能力はアップするに違いない。
楽しみである。
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外装は大人しく上品に・・・?
オリジナルと違うのはリアのダックテールのみだが、ただならぬ雰囲気をかもし出している。
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次に欲しいのはホイール!
ガンメタのRS−ONEは、オーナーから貰ったイメージ写真私と同じことやってます。
笑えます!
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アンダーコートやカーペット類は一切剥がされたコクピット!
レカロSPGとモモ07ステアリングでやる気をそそる。
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ロールケージはクロームモリブデン鋼パイプの軽量タイプ!
リアはピラーに添って、バルクヘッドの上に溶接される。
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