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一緒に走ったり、試乗させていただいた車や、プロデュースさせていただいた車を紹介
また長年走ってきた経験から、ムラポの持論も公開している
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最近トーションバーサスペンションのセッティングに力を入れている。
トーションバーのままでも、十分速く走れることを証明したいからだ。
今までサーキットでのデータは、ある程度持っていたが、ストリートにフィードバック出来ていなかったことを反省している。
89年までの911には、サスペンションにトーションバーというスプリングが使用されている。
このトーションバーは、ねじれることによってコイルスプリングと同じような働きをしているが、コイルスプリングのように容易に交換することができない。
しかも強化品の種類が少ないため、ハードに走る場合はトーションバーを殺して、コイルスプリングタイプに交換される方が多い。
だからといって、トーションバーがコイルスプリングより劣っているのかというと、そんなことはないと思っている。
適確なセッティングデータと強化トーションバーのバリエーションさえ用意できれば、コイルスプリングより速く走らせることは十分に可能だ。
何よりコストが低く抑えられるのが嬉しい。
ショックだけの交換では、ロールスピードを抑えることが出来ても、ロールの量を減らすことは出来ない。
町乗りや低速コーナー、高速道路メインなら十分だが、高速コーナーやサーキット走行では、車体が安定せず気持ち良く走ることが難しい。
そこで、トーションバーの交換をすすめられるように、実車によるの実走のデータ取りはもちろん、過去の実績、雑誌のデータ、海外でのレース車両のデータやインプレッション等を徹底的にを調べて、データを作成した。
トーションバーのバリエーションもそこそこ揃えた。
おすすめである。
驚くほど素晴らしいサスペンション、特にストリートでのセッティングに自信ありだ。
興味のある方は、ぜひ・・・

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ビルシュタインショックと強化トーションバー |
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ガイディングアームを外せば、中からトーションバーが現れる。
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このようにトーションバーを差し換える。 |
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この差し換え位置によって、車高を変えることが出来る。
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