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アルファロメオ初の量産ミッドシップスポーツとして誕生した4C
ポルシェやロータスとは違う世界を見たくてオーナーになってしまったが、その魅力を少しでも伝えられたらと思い、日記にすることにした!
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2020年6月8日
今回、サスペンションをナイトロンに交換し、車高とアライメントの調整を行ったのだが、それによって分かったことがある。
まずはフロント。
左右スプリングシートを同じ位置に合わせると、フェンダーアーチの高さが左より右の方が10mm高くなってしまう。
(オリジナルサスペンションの時も右の方が10mm高かったため、ナイトロンに交換したのは、その左右差をなくしたかったことも一つの理由である。)
そこで左右差がなくなるまで、スプリングシートを調整してみることにしたのだが、そうすると左より右を8mmも下げることになってしまった。
左右フロントの軸重はほぼ同じであるため、単純に左右フェンダーアーチの高さが異なるだけなのか、それとも左右ショックアブソーバーの取付位置に問題があるのか、または右サスペンションアームになんらかのテンションがかかっているのか…
追究するとキリがないため、左右スプリングシートを交互に調整していくことで、左右フェンダーアーチの高さの差をできるだけ少なくしてみることにした。
結果、スプリングシートの左右差が4mm、フェンダーアーチ高さの左右差が6mmになる位置で妥協とすることにしたが、走ってみて違和感があれば再度調整していくことにする。
続いてリア。
マクファーソンストラット式のため、アッパーに偏芯ボルトを使ってキャンバー調整ができるようになっているのだが、オリジナルサスペンションの時には、左はいっぱいに寝かせる方向、右は中心になっていた。
実際、その時に測定した時の数値は、左キャンバーの方が右より少し寝ている状態であった。
また左の車高が少しだけ低くなっていたのも、アッパーボルトの位置の問題だったと思われる。
とりあえずはアッパーボルトを左右とも中心位置で固定してみたところ、キャンバーも車高も左右でほぼ同じくらいになった。
アルファ乗りは細かいことをいちいち気にしない方が良いと言うが、それが頷ける結果である(笑)
しかしここまで変更すると、車の挙動がかなり変化すると思われるため、テスト走行が楽しみである!
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フロントの設定
車高(オリジナルから) 左 2mmアップ 右 2mmダウン
左右スプリングシート差 4mm
キャンバー 左− 0°54′ 右− 0°54′
トータルトー OUT 0°08′
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リアの設定
車高(オリジナルから) 左 0mm 右 3mmダウン
左右スプリングシート差なし
キャンバー 左− 1°36′ 右− 1°42
トータルトー IN 0°22′
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上がオリジナルの車高、下がナイトロンを装着し調整を行った車高。
わずか数ミリの違いだが、この数ミリでハンドリングも変わるため、何度も上げ下げを繰り返しベストを見つけるしかない。
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