2008年12月27日
ボディのペイントも大詰めになってきたので、この機会に以前から気になっていた運転席のシートレールを作り直してもらうことにした。
そもそも、964のシートポジションは高いため、ヘッドクリアランスが非常に狭いのである。
そのため、ヘルメットをかぶると非常に窮屈になり、サーキットを走るのであれば、ローポジションにする方が具合いが良いのである。
そこで、各メーカーからローポジションシートレールが発売させているのだが、それでも低さに限界がある。
それ以上にポジションを低くしたい場合は、フロア自体を加工するしかない。
私の964RSも、シートポジションを低くするために、フロアにあるシート取付け用の台座をカットして、直接フロアにシートレールが取り付けられていた。
ところが、これがかなり適当な仕事で、ナットを重ねて高さを調節し、その回りを溶接でバチバチ!
まるで蟻塚のようになっていた(笑)
前後の高さ、幅がばらばらで、シート自体まともにスライドせず、しかも私の身長では低すぎる位置であった。
今まで我慢していたのだが、全部剥がして綺麗に加工し直してもらった。
結果、見た目にもそうだが、高さも動きも満足できる仕上がりとなった。
しかも、ボルトにて固定するようにしたので、取り外しもできるようになった。
完璧である。
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シートレールは、このような状態でフロアに
直接溶接されていた。
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ナットを重ねて高さを調節し、その回りを溶接でバチバチ!
まるで蟻塚のようになっていた(笑)
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蟻塚をカット!
見れば見るほど適当(笑) |
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完全に除去して平らに仕上げていく。
最終、どのようにシートレールを取り付けるか、なかなか難問だった。
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純正のシート用角型ナットを溶接して
取り付け、ボルトで固定できるようにした。
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これが元々、フロアにあるシート取り付け用の台である。
フロアから25mmほどあるので、確かにこれは取りたくなる。
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ボルトにて固定するようにしたので、取り外しもできるようになった。
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見た目にもそうだが、高さも動きも満足できる仕上がりとなった。
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