2018年5月16日
今月は4Cを知るために、いつものコースを集中して走り込むことにした。
慣れれば慣れるほどペースがどんどん上がっていくのだが、コーナーでの立ち上がりや切り返しで、アクセルを踏んでもエンジンが反応しない場面が頻繁に出るようになってきた。
それはターボラグのような症状で、ある程度は仕方ないのかなと思いながら走っていたのだが、どうもおかしい・・・?
そこでドライブモードの変更によって改善できるかもと期待して、他のモードを試してみることにした。
4Cはセンターコンソールのスイッチによって、D、N、AとRの4パターンのドライブモードを選ぶことができるのだが、同時にメーターディスプレイもそれぞれのモードに変化する。
ワインディングや高速道路でスポーティに走りたいときはDモード(ダイナミック)
普段の街乗りではNモード(ナチュラル)
私はまず使わないが、雨天や路面コンディションが悪い時のAモード(オールウェザー)
そしてサーキット向けの設定としてRモード(レース)が用意されている。
当然、私の場合はワインディングがメインとなるため、これまでDモードのみで走っていたのだが、初めてRモードを使ってみることにした。
その結果、このアクセルが反応しなくなる症状が出なくなったのである。
やはり電子制御が介入していたようだ。
しかしそれに伴って、少しやっかいな挙動が出始めた。
どういった挙動なのかは次回に報告させていただくことにする。
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Dモード(ダイナミック)
走行性能を重視するセッティング。
エンジン制御プログラムはアクセルレスポンスが俊敏になるよう変更され、Nモードと比較してシフトチェンジに要する時間が25%短縮される。
ESCは一定角度までのドリフトを許容し、ステアリング角度とドリフトアングルから、車が危険な領域に達したときのみ作動する。
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Nモード(ナチュラル)
通常走行で使用するセッティング。
快適でスムーズなドライビングを楽しむことができ、省エネドライブもアシストする。
また電子制御式デファレンシャルロックは標準設定となり、片方の後輪がグリップを失い大きく空転した時にだけ作用する。
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Aモード(オールウェザー)
悪天候や悪路でも最大限の安全性を確保するセッティング。
アクセル操作に対するレスポンスがマイルドになり、後輪がグリップを失った時はASRがエンジン出力を調整したり、空転したタイヤだけにブレーキを作用させて空転を抑止する。
また横滑りの発生も回避するように作用する。
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Rモード(レース)
ドライバーにコントロールを委ね、レースカーのようなパフォーマンスを発揮するセッティング。
全ての操作をドライバーの意思のままコントロールでき、ABSが作動する緊急回避時を除きESCはOFFされ、ASRも機能しないためアクセル操作だけでトラクションを自在にコントロールできる。
また電子制御式デファレンシャルロックの作用により旋回時の駆動性能を高め、コーナーからの素早い脱出を可能にする。
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